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Mike's Rolling News of THE STONES
発行周期:毎月第1・3日曜日  最新号発行日:2005/06/05  マガジンID:0000158127  このメルマガに登録
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                                                       5/29/2005
            <VOL.1> (Test Version)

    			            by Mike M. Koshitani

■10日午後1時すぎからニューヨーク/リンカーン・センターのジュリアー
ド音楽院でストーンズの世界ツアー&新作についての記者会見が行なわれた。
まず同学院内のバルコニーからの演奏で始まった。ミック、キース、チャーリ
ー・ロニーにダリル・ジョーンズという編成で「Start Me Up」。
ミックは『俺たちの最も早い時間のコンサートだ』。2曲目が新曲「Oh N
o Not You Again」、アップ・テンポの実にグルーヴ感溢れた
ナンバー。久々にシングル・ヒットを狙って欲しい。演奏御ザ・グリマー・ト
ゥインズは肩を組んだ。そして最後が「Brown Sugar」。記者会見
での演奏は75年のサプライズ・トラック以来だ。そのライヴの模様は、記者
席からだけではなくプラザ内の会見場の外側に陣取った数千のファンも味わえ
るようになっていた。隣接するビルの屋根から楽しんでいるファンをミックは
発見した。アメリカのメディアはCNNが生でその雰囲気を伝えるなど、各局
が取り上げた。また、そのニュースはインターネットを中心にして世界中に送
信された。会場にはキースの娘セオドラがトミー・ヒルフイガーと姿をみせて
いた。
演奏後、ステージ裏で汗をぬぐった4人は、新しいベースボール・ベロ・マー
クが大きく掲げられている会見用ステージに姿を現した。記者会見の模様は以
下の通り・・・。

MJ: みなさん、こんにちは。今日はおいでいただいてどうもありがとうござい
ます。パフォーマンスの方は楽しんでいただいたでしょうか。ぼくたちも楽し
ませてもらったし、今回はこうして今年のぼくたちのアメリカ・ツアーの記者
会見へようこそ。というわけです、なにかご質問がありましたら、ロニーが答
えることになってるから(笑)。
Q:  たった今新曲を聴かせていただいたのですが、あなたたちの新作もしばら
く出ていませんし、今回のツアーでは新曲をもっと聴けることになりそうです
か?
MJ: うん。もちろんだよ。新曲はすべて新作に詰め込んでいるところだし、こ
の新作というのはもうちょっと先に出る予定で、すごい熱いアルバムになって
て、でもって、ものすごくコンテポラりーなものになってて、それでガツンと
くるし、けれども、クラシックだといえるほどにローリング・ストーンズな作
品なんだ。
KR: ということらしいぜ。
(会場喝采)
Q:  マイケル・コール(ツアー・プロモーター)はステージがふたつ用意され
るようなことをほのめかしていましたが、ステージごとにどういう違いがある
のか、ステージのセッティングのハイライトとか特徴とか説明してもらえませ
んか?
MJ: 今回はスタジアム・ステージに初めての試みとなる、別な仕掛けを入れて
みようかというわけで。つまり、一部のオーディエンスがこのステージの一部
になるっていうね。どこにどう置くのかその辺はまだ詳しく話せないけど、そ
のオーディエンスについては座席はなくって、ステージにいることになるとい
う。およそ400人分がそのスタジアム・ステージいられるのかな。だから、
ステージにきてもらって、直接地べたにすわってもらって、ぼくたちのケツを
しっかり鑑賞してもらうことになるから、こちらもケツのワークアウトしてお
かないとね。
(キース、後ろ向きになって尻を突き出す。会場喝采)
Q:  ここ数年あなたたちはトロントでリハーサルをするのが通例となってきま
したが、今年もそうなるんでしょうか? だとしたら、リハーサルはいつ頃に
なりそうですか?
MJ: じゃあ、もうちょっと足を伸ばしてノバスコーシアまで行こうかね。うん、
でも、リハーサルはトロントでやると思うよ。まだいつかはわからないけど、
近いうちに行くことになるから、えー(と笑いながらキースの向かって)、お
まえが思ってるよりは近いからな!
Q:  今回はツアーで南米も回る予定ですが、南米に行くことでどういうことが
ツアーに要素として加わるのでしょうか? 南米で演奏するというのはバンド
にどんなインスピレーションをもたらすと思いますか? それとアルバムのタ
イトルを教えてください。
KR: なんとでも名付けてくれい!
RW: まだタイトルを知らないんだよ。
KR: (笑いで聴き取れず)
Q:  アルゼンチンのファンについて一言お願いします。
KR: アルゼンチンには早く戻りたいよねー。素晴らしいとこだよ!
MJ: アルゼンチンのファンはファンタスティック。素晴らしいし、ラウドだし、
むんむんに野郎っぽくて、うるさいし
RW: オ・レ!
MJ: サッカー好きで……
KR: 情熱的さ! 
MJ: うん……で、そんな人たちばっかだから。また行けて嬉しいよ。
Q:  今回ツアーで演奏する曲の一部、特に今回ひさびさに引きずり出してみよ
うかと思ってるような曲とか、その辺について教えてもらえませんか。あとマ
イケルがあなたたちがコマーシャルに出るかもしれないとほのめかしていたの
で、それも気になるのですが。
MJ: あ、それは冗談だから。
Q:  そうなんですか?
MJ: カナダ人の冗談っておもしろいんだけど、時々よく伝わってなかったりす
るんだよね。で、どうだろう、まだツアーのセットリストは考えてないんだけ
ど、でも、これまでやってなかったような曲と取り組んでみると思うよ。カタ
ログをひっくりかえしてしばらくやってなかった曲をみつけてきて、新曲と織
り交ぜていくことになると思う。それと……時にはカヴァーもやるし。ブルー
スもやるし、ソウルもやるという具合だから、そういう感じになるんじゃない
かな。まだそこまでは作業はいってないんだけど、近いうち手をつけるつもり
だから。
KR: 時には曲の方から使えって俺たちに言ってくるんだよね。
Q:  これから始まるツアーはかなり野心的なものだといえると思うんですけど。
始めるにあたってバンドのムードは今どんなものなのか、このツアーをどうい
うふうに準備しているのか教えてもらえませんか。(ステージに向かって叫ぶ)
こっち!
MJ: 「こっち」と言われても困るんだけど。えー、わりと多めの質問ですねえ。
もちろん、みんな、ものすごいやる気だよ。レコーディングをやっててすごく
楽しいし、さっきもね、みなさんに演奏して本当に楽しかったし、ツアーにつ
いてはすごい気持ちが乗ってるよ。だから、今年はすごい夏になるんじゃない
かな、まあ、世の中には素晴らしいバンドもゴミみたいなバンドもうようよし
ていることだし。ぼくたちとして望んでいるのは……とにかく今年の夏は素晴
らしいロックンロールにまみれることになるし、ぼくたちはそのど真ん中でや
ってくわけだから、すごい楽しみにしてるよ。
KR: みなさんの魂に神様なご加護がありますように!
Q:  今回のプロジェクションでは金銭的に──
MJ: んー、お金がなんだって?
Q:  いや、だから今回のステージで使うプロジェクションは金銭的にいってど
のくらいの規模になるんですか?
KR: 数百万(ドル)単位だよ!
MJ: (笑)たくさん。たくさんね(と肩を上げる)。どうもありがとう。今の
は気が利いてたね。
Q:  マイケル・コールは今回カナダ・ロックンロールの殿堂入りしたのですが、
これについてはどう思いますか? それとまたメイセン・テンプルでお会いで
きることもあるんでしょうか。
MJ: うん、マイケルにはひっくるめてメイソニック名誉の殿堂入りするように
期待してるよ。ユダヤ系支部もあると聞いているし。
Q:  今回のツアーの前座は誰になるんですか。誰か目をつけています?
MJ: いや、まだはっきりとは言えないと思う。でも、すごいアーティストがい
くつか前座をやってくれることにはなってるよ。
KR: とりあえず、全員すごいね。
MJ: 前回はクラシックともいえるヴェテランから新人までとすごい顔触れだっ
たけど、今回の顔触れはまだわからないんだ。キースに訊いてみれば? もち
ろんわかっちゃいるんだけど、喋っちゃいけないんだよ。
Q:  最近、あなたたちのツアーが行われる度にこれが最後だというふうにいわ
れるわけですけど、今回が最後になるんでしょうか。
CW: そうだよ!
MJ: まあ、チャーリーはそう言っちゃうのかもしれないけど……でも、ぼくた
ちとしてはね、『これが最後だ』という名分を掲げてツアーを計画したりはし
ないし、『最後のツアー』とアナウンスすることも絶対にしないし。それって
これが最後だからとみんなにチケットを買わせる仕掛けにしかならないからな。
ツアーについて考える時は、とりあえず、『これが最後のツアーだから』とは
絶対に考えないよ。どのツアーも、その時々の性格に応じてやってるだけで。
(会場喝采)
Q:  外でファンの女の子、17歳だったけど、そんなファンとちょっと話をして
たんですけど、その子によると、あなたたちの身のこなしってなんであんなに
セクシーなんだと、どこで身につけたんだって言ってましたが、どうなんでし
ょう?
KR: その子のママに習ったのさ!
MJ: (笑)その子のママに習ったのさ!
Q:  あなたたちは税金逃れのためにイギリスを後にしたといわれていますが──
MJ: えー、税金逃れ質問の人、どこ? なんか今訊いてもらうにはものすごく
つまんない質問だと思うんだけど。それにそんな質問をするのはイギリス人だ
けだろうし。
Q:  一応ウェールズ出身なんですが。
MJ: そうなんだ?
Q:  また、カナダでリハーサルをするのも税金対策なんだと聞いていますが。
MJ: カナダは好きなんだよ。それと税金逃れのためにリハーサルをしたことは
ないよ。
Q:  でも、今のあなたたちを駆り立ててるのはお金ではないんですか? それ
とも音楽なんでしょうか。
MJ: あのー、ぼくたちはね……
KR: ああーっ(とジャケットを床に叩きつけるとステージを降りる)
MJ: あまり質問として受けてないみたいなので、この頭の悪い質問は飛ばしま
す。
KR: (壇上に突っ走って戻ってくる)金ならやるぜ!
CW: おまえ、帰れよ(笑)!
MJ: イギリス人は帰ってください。
KR: えーBoring Broadcast Corporation of England(イギリスの退屈放送局、
BBCにかけてる)からの発表でした。
MJ: 次はどうですか?
Q:  アルバムの制作について訊きたいのですが、お互いからはどのくらいイン
スピレーションを与え合ったりしたと思いますか?
MJ: いろんな意味ですごいダイレクトなレコードを作ってみたかったんだ。歌
詞的にいろんなアイディアが詰まってる、それでもシンプルなアルバム。ぼく
たちとしてはすごく幅が広くて、ハードに響いてきて、でも、感情に訴える瞬
間もあるような、そんな作品したかったんだけど。
KR: ケツを蹴り上げられるような勢いがあるぜ!
Q:  アルバムはもう完成してるんですか?
MJ; 85パーセントできてるかな。じゃあ、今日はほんとにどうもありがとうご
ざいました。ごきげんよう! また今度ね! 
     *翻訳協力:高見 展

この日発表されたツアー・デートは以下の通りだが、どんどんと追加公演が出
てくる。
05-08-21 Boston MA Fenway Park
05-08-26 Hartford CT Rentschler Field
05-08-28 Ottawa ON Frank Clair Stadium
05-08-31 Detroit MI Comerica Park
05-09-03 Moncton NB Magnetic Hill
05-09-06 Minneapolis MN Xcel Energy Center
05-09-08 Milwaukee WI Bradley Center
05-09-10 Chicago IL Soldier Field
05-09-15 E. Rutherford NJ Giants Stadium
05-09-24 Columbus OH Nationwide Arena
05-09-26 Toronto ON Rogers Centre
05-09-28 Pittsburgh PA PNC Park
05-10-01 Hershey PA Hersheypark Stadium
05-10-03 Washington DC MCI Center
05-10-06 Charlottesville VA Scott Stadium 05-10-10 Philadelphia PA Wachovia Center
05-10-15 Atlanta GA Philips Arena
05-10-17 Miami FL American Airlines Arena
05-10-19 Tampa FL St. Pete Times Forum
05-10-21 Charlotte NC New Charlotte Arena
05-10-28 Calgary AB Pengrowth Saddledome 05-10-30 Seattle WA Key Arena
05-11-01 Portland OR Rose Garden
05-11-04 Anaheim CA Angel Stadium of Anaheim
05-11-11 San Diego CA Petco Park
05-11-20 Fresno CA Save Mart Center
05-11-22 Salt Lake City UT Delta Center
05-11-24 Denver CO Pepsi Center
05-11-29 Dallas TX American Airlines Arena
05-12-01 Houston TX Toyota Center
また、東芝EMIから<ローリング・ストーンズ オフィシャル・ツアープレ
ス・リリース>が届いた。ご紹介させていただく。
●<ローリング・ストーンズ オフィシャル・ツアープレス・リリース>
ザ・ローリング・ストーンズ・オンステージ・ワールド・ツアー
8月21日、ボストン・フェンウェイ・パーク(Fenway Park)公演から開始!

ストーンズは、ファンにステージに立つチャンスを提供し、コンサート体験と
いうものを再定義する。

ニューヨーク(NY)--(2005年5月10日): 本日、ローリング・ストーン
ズは8月21日に、自らのワールド・ツアーをボストンの伝説的なフェンウェ
イ・パークから開始すると発表した。北米及びカナダで既に35公演が発表さ
れ、バンドはその後2006年夏までにはメキシコ、南米、極東及び最終公演
地としてヨーロッパをツアーする予定である。 

ファンは、NY/リンカーン・センターに集まったアメリカそして世界中の何百
人ものメディアと共に、ローリング・ストーンズによる究極のサプライズ・パ
フォーマンスを目撃する機会を得た。お馴染み「スタート・ミー・アップ」の
イントロが会場となったプラザ中に流れ、ご存知バンドの"舌"ロゴが描かれた
目を引くバナーが落とされ、築100年を超える名門ジュリアード音楽院のバ
ルコニー・ステージで演奏しているバンドの姿が登場した。ミック・ジャガー、
キース・リチャーズ、チャーリー・ワッツ、ロニー・ウッドは夢中になった群
集の前で、新曲「Oh No Not You Again」、クラシック・
ヒット「ブラウン・シュガー」など3曲を演奏した。これは、ローリング・ス
トーンズが1975年の記者会見で、NYの5thアヴェニューにトラックで
乗りつけ、「ブラウン・シュガー」を演奏して以来のイベントになった。

"ローリング・ストーンズ・オンステージ"は、改めて彼らのミュージシャンと
して、パフォーマーとしての多様性を示すものとなる。スタジアムの壮大なス
ケールの興奮から、アリーナでのスリル感、スペシャルなセットリストで親密
な雰囲気のシアター/クラブまで、3種類のドラマティックなものになる予定だ。
今年のツアーは、ファンが体験するコンサートのレヴェルを次のステージへ引
き上げるものとなり、エレクトリック・スタジアム・コンサートと、クラブの
雰囲気の良さを合わせたものになるだろう。バンドは、ローリング・ストーン
ズとステージ上に立つという想像を超えるチャンスを地球の反対側に住む音楽
ファンにもプレゼントすることで、ファンの究極の夢をかなえるはずだ。数百
席が直接スタジアム・セット内に造られ、ローリング・ストーンズが5万人を
超えるオーディエンスに向かって演奏するステージ上で、アドレナリン溢れる
興奮を共感できるという、一生に一度の機会をファンに提供するものになる。
「バンドはコンサート体験というものを定義し直すのさ--ローリング・ストー
ンズのステージに立ち、バンド側からスタジアム・コンサートを目にするとい
うスリルに匹敵するものは何もない」と、ツアー・プロモーターのマイケル・
コールは語った。「これはファンにとって、かつてない最高のツアーになるは
ずだ」

"ローリング・ストーンズ・オンステージ"は、ファンが待ち望んできた壮観な
ステージセットと、カリスマ的なパフォーマンスを合わせたものになるだろう。 
バンドは、以前の「スティール・ホイールズ」ツアーから「リックス」ツアー
で実力を発揮したセンセーショナルなセット、ドラマティックな効果、最新テ
クノロジーを得意とするデザイン・チームと、具体的な作業に取り組む予定だ。
 
ローリング・ストーンズは、北米ツアー史上最多動員数で第2位という記録を
誇っている。
 
ファンは、チケットの特別購入、ファン限定グッズを購入でき、また、
www.rollingstones.com でオンラインでツアーの模様を辿ることができる。
コンサートに足を運ぶ人は初めて、ファンクラブのプラチナ会員券を購入する
前に、正確な実際の座席位置を確認でき、チケット代を選ぶことができること
になる。販売されるツアー・チケットは全て、ローリング・ストーンズ・ファ
ンクラブの無料バーチャル会員資格を含むものになる。ユーザーは毎日アップ
デートされるツアーのあらゆるシーン、リハーサルや準備段階から進行中のシ
ーンまでをも、オーディオ&ビデオ・ストリーミング、ダウンロード、セット
リスト、ニュース等で目撃することが可能となる。

伝説的なローリング・ストーンズのオンステージ・ワールド・ツアー北米公演
はアメリクエスト社(Ameriquest)提供による。「アメリカの幅広い一般層に
もアピールし得るその音楽性で、ローリング・ストーンズは当社アメリクエス
ト社のブランド、サービスそしてポジションを戦略的にユーザーへ伝えるプラ
ットフォームになってくれるだろう、『アメリカン・ドリームのスポンサー』
になれて光栄に思う」と、アメリクエスト・モートゲージ社のチーフ・マーケ
ティング・オフィサー、ブライアン・ウッズは語る。「今日の飽和した市場で
は、ローリング・ストーンズこそが、数少ないアイコン的なブランドが可能な
やり方でファンにアピールできる。このツアー・スポンサーになることは、ア
メリクエスト社にとって、ファンにステージでストーンズが演奏しているのを
見せてあげるという、"夢"を実現する機会を与えるものになる。」

アメリカン・エキスプレスには、カード会員対象に多彩な会員特典を提供して
きた長い歴史がある。一連のサービスの一環として、同社はこの度ローリング
・ストーンズとパートナーシップを組み、ローリング・ストーンズの希少なコ
ンサート・チケットを、カード会員対象に(公演・会場限定ながら)一般販売
前に先行一般販売するという特別な機会を保証する。アメリカン・エキスプレ
ス先行販売期間に販売されるチケットは全て、以下の通りチケットマスターを
通しての購入となる。ボストン公演は5月10日アメリカ東部標準時午後3時
から5月13日同午後9時まで、シカゴ公演は5月11日アメリカ中部標準時
午前9時から5月20日同中部標準時午後5時まで、ニューヨーク公演は5月
11日アメリカ東部標準時午前9時から5月22日同東部洋標準時午後5時ま
で、そしてアナハイムとサンフランシスコ公演は5月11日アメリカ太平洋標
準時午前9時から5月21日同太平洋標準時午後5時まで受付を行う。

チケットは5月14日にボストン、ワシントンD.C.、アトランタ、マイア
ミ、シャーロット、及びカルガリー公演が発売される。これ以外の公演日程は
追って発表される。
全てのファンがバンドのコンサートを見られるようにする、というバンド哲学
に基づき、スタジアム、アリーナ・クラス及びシアター/クラブ・クラスのチ
ケットは幅広い価格設定になる予定である。限定VIP席が設けられる一方、
コンサート会場の残り95%の座席は、スタジアム・コンサートで平均99ド
ル、アリーナ・コンサートで平均110ドルに押さえられ、またシアター/ク
ラブ・コンサートでは全席50ドルになる予定である。チケット購入は、スタ
ジアム及びアリーナ公演では会場規模により、一人当たリ6枚以上12枚に制
限される。シアター/クラブ・クラスでは一人2枚に限定される。チケットは
全て通常のチケット販売窓口を通じて購入できる。

歴史的でクリエイティヴなパートナーシップを続けるミックとキースは、昨年
の秋から一緒に楽曲を書き始め、以降チャーリーとロニーもその作業に加わっ
てきた。全員が存分に力を注いだフルレンス・スタジオ・アルバム、それも全
て新曲が収録されている新作は、発表されたツアーと連動し、ヴァージン・レ
コーズよりリリースされる。(注:日本発売は東芝EMI株式会社より) 

■その記者会見の模様は我が国でも11日のフジテレビジョン「めざましテレ
ビ」、12日付の「サンケイスポーツ」「スポーツ報知」「東京スポーツ」
(11日発行)などでまず報じられた。

■またその記者会見を含め今年から来年へのストーンズの動向が大きく5月6
日付「サンケイスポーツ」で報じられた。

■「Jump Back」はUS「Billboard」5月14日付アルバ
ム・チャートで第161位(36週チャート・イン)。

■5月3日にUSリリースされたDVD「The Star Pack/Li
ve In Concert」(Eagle Rock/EV30113−9)
が届いた。昨年9月24日にロンドン/ウエンブルー・アリーナで行なわれた
<50th Anniversary Of Fender Stratoc
aster>の模様を収めたもので、ロニー・ウッドが出演。クリケッツとの
「That'll Be The Day」、リードを取っての「Ooh La
 La」、そしてフィナーレでの「Stay With Me」で熱演を見せ
ている。娘のリアもステージに立った。

○協力/ロンドン特派員:Matsuoka Sana

<お知らせ>
■東京お宝市場2005 ストーンズ・トーク・ショー&ストーンズ・グッズ
・オークション
2005年6月23日(木)〜27日(月)東京ドームで開催される<東京お宝市
場2005>では、ストーンズ初来日15周年を記念して≪ストーンズ・グッ
ズ・コレクション・ブース≫がオープン。その関連イベントとしてストーンズ
の最新情報を交えながらのストーンズ・トーク・ショーが行なわれる。
*6月25日(土)13時30分〜 出演:鮎川誠(シーナ&ロケッツ) 
                   池田祐司(RSFC会長) 
                   Mike M. Koshitani
*6月26日(日)14時〜 出演:ブラザートム 
                Mike M. Koshitani
お問い合わせ:03−3817−6349

また、もうひとつの関連イベントとしてストーンズ・オークションも実施され
る。オークションに出品希望の方は、次の要領でご応募下さい。
*出品物名*出品物写真*最低入札価格*住所/氏名/年齢/電話番号/E-メール
・アドレス
を、まずは下記までE-メールお願い致します。
otakara@gms.tokyo-dome.co.jp
●締切:2005年5月31日
東京お宝市場2005事務局で選定させていただきご連絡します(50点ほど
を予定)。尚、出品が決定した場合の送料/保険料は自己負担となります。

主催:東京お宝市場実行委員会(読売新聞社 文化放送 株式会社東京ドーム)

■<東京お宝市場2005>の入場券をペアで50名の方にプレゼント!
<東京お宝市場2005>の入場券ペアを抽選で50名の方にプレゼントしま
す。
郵便番号/住所/氏名明記の上、下記までお申し込み下さい。
info@we-want-stones.com
締切:2005年6月10日 発表は発送をもってかえさせて頂きます。


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【Writer's Profile】
Mike M.Koshitani(越谷 政義)
1966〜69年 ローリング・ストーンズ・ファン・クラブ会長
音楽評論家/DJ/MC
ストーンズ、エルヴィス・プレスリーをはじめ、ロック/ブルース/ソウル等
のアルバム・ライナーノーツ、雑誌/新聞の執筆、ラジオのDJ、イベントの
MC等で活躍。コンサート/イベント他のプロデュースも手掛ける。
*著書:「STONES COMPLETE」(双葉社)
        「ローリング・ストーンズ大百科」(ソニー・マガジン)
    「ワークス・オブ・エルヴィス」(共同通信社) 
        「ストーンズそこが知りたい」(音楽之友社)  他
*監修&主著「キース・リチャーズ・ファイル」(シンコー・ミュージック)
*ミュージック・ペン・クラブ・ジャパン会員(事務局長)
*RSFC顧問
*EPFC顧問

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